総務省は10月21日、2011年以降のユビキタス社会を視野に、総合的なICT政策のビジョンを検討する「ICTビジョン懇談会」を開催すると発表した。
同懇談会は、ユビキタスネット社会をさらに発展させ、総合的なICT政策のビジョンを検討するために開催されるもの。ブロードバンド網の全国整備、地上デジタル放送への完全移行など、2011年以降に完全デジタル時代を迎える社会インフラの将来を展望するという。
具体的には、ICT市場の構造変化や、技術のトレンド、利用者ニーズの動向等についての分析を踏まえ、2015年ごろまでのICT関連市場の中期的な展望を画策。そのほか、ICTの利活用や、ICT産業の活性化、グローバル市場におけるICT産業のプレゼンスの向上の観点から見た課題を抽出していく。
同懇談会には、慶應義塾大学環境情報学部教授の村井純氏をはじめ、脳科学者でソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャーの茂木健一郎氏など、19名の構成員が参加する。2008年10月中に初回会合が開かれ、2009年6月をめどに報告書がまとめられる方針とのこと。
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