アフィリエイト(成果報酬型)広告のアドウェイズは8月13日、2010年3月期第1四半期(4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比64.0%増の26億6500万円と四半期ベースで8期連続の増収となったことが寄与し、本業のもうけを示す営業利益が、前年同期の2700万円の赤字から1億5600万円の黒字に転換した。
決算説明会で代表取締役社長の岡村陽久氏は「売り上げ増のうち90%以上がモバイル関連」と説明した。「大手媒体社との取引が増えて、マージンが下がったが、増収効果が大きかった」という。ウェブ向けでは、金融やコスメ関係など特異な業種に集中した。1-3月に比べて、売上高は減ったが、営業利益は増加した。「採算を重視した営業戦略に切り替えた」という。
販売管理費は4億300万円と前年同期比6.8%増えた。新卒採用にともなう人件費増に加え、事業の買収に関する費用がかさんだという。なお、四半期での純利益は1億4100万円(前年同期は2500万円の赤字)となった。
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