楽天の好決算発表を受け、新興市場全般に買い安心感が広がっている。主力のEコマース事業を中心に業績拡大が続いており、ほかのネット株にも好影響を与えそうだ。
楽天は8月7日、2009年12月期6月中間決算を発表した。中間期の連結売上高は前年同期比14.7%増の1397億9300万円、経常利益は同28.8%増の224億1800万円となった。主力のEコマース事業が消費の巣篭り化を追い風に拡大を続け、流通総額は同20.9%増。
一方の金融事業も、2月から連結化したイーバンク銀行も資金運用収益の安定化などから4-6月ベースで黒字浮上している。市場関係者からは「ECを中核に各事業間で顧客の回遊が活発に行われている。EC事業の好調がその他の事業の刺激になるという、会社側が目指してきた好サイクルが実現している」と評価する声が聞かれた。
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