クックパッドの新規上場、過熱感や割高感をものともしない強力な値動き

 クックパッドのセカンダリー(流通市場)の値動きが市場関係者に大きな期待を持たせている。事前予想を上回る初値を形成した後、過熱感や割高感をものともしない強力な値動きとなっている。

 クックパッドの新規上場日は7月17日。しかし、取引開始時から買い注文が殺到して気配値を切り上げる展開。結局、上場初日は売買が成立しなかった。最終気配値は公開価格9500円の2倍を超える1万9100円だった。上場初日に大手証券から流れた銘柄紹介リポート内で2010年4月期業績計画の上方修正が示唆されたことも刺激材料となった。

 3連休を挟んだ7月21日、取引は1万9100円から始まった。ただ、新規上場銘柄が初日に売買が成立しなかった場合には買い付け代金の即日徴収という売買規制が敷かれる。すなわち、手元に買い付けに必要な資金がない投資家が買うことができなくなったのだ。これにより、上場初日に殺到した買い注文が急縮小。上場2日目は一転して売り注文が先行してした。

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