Baltimore Gas & Electric Companyは14日に発表した同社のスマートメータプログラムの中で、使用時間帯別料金ではなく、消費者がピーク時に電力消費を控えた場合に割戻金を払うことを提案している。
また、フィードバックシステムや家庭内電力表示機器は、多くの消費者にとってとっつきにくいものかもしれない。Baltimoreは、ピーク時に緑色から赤色に変わる小さな球体を家庭内に設置することを計画している。
GEリサーチセンターの電力変換システム担当テクノロジリーダーJuan de Bedout氏は、スマートグリッドカンファレンスには、高齢者が新しいテクノロジを快適に使えるかどうかという懸念を表明するAARPの関係者がよく来ていると指摘した。
「人的要素には、人々とのインターフェースを確実に機能させるという、大きな課題がある。インターフェースは単純なものでなければならない」(Bedout氏)
スマートメータと需要反応プログラムによるコントロールに関して、プライバシーに対する懸念を口にする人たちもいる。
GEによれば、同社のスマート家電は、電力会社が発する価格信号に基づいて、自動的に低消費モードに切り替わることができるという。あるいは、電力会社がサーモスタットやプール用ポンプの目盛りを直接下げることもあり得るが、こういったことを押し付けがましいと感じる人もいるだろう。
GEの送電および配電担当バイスプレジデントBob Gilligan氏は、こうした懸念に対処する方法は、データ共有と需要反応プログラムが任意であることを保証することだと言う。GEによれば、GEの家電製品にスマートメータと接続するためのモジュールが組み込まれるとしても、消費者は必ずしも実際に接続する必要はないという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力