ウィルコムと介護支援事業などを手がけるヴィータは7月13日、スマートフォンを活用したASP型の訪問看護師支援ソリューション「ほうもん看護 サポート・モビ」を共同で開発したと発表した。8月より、ヴィータが販売を開始する。
ほうもん看護 サポート・モビは、アポロシステムが開発したASPサービス、ウィルコムのスマートフォン、ブラザー工業のモバイルプリンタを組み合わせたもの。介護記録をスマートフォンで作成し、ASPサーバに保存する。看護記録はスマートフォンを通じてモバイルプリンタで印刷できるようにした。
これにより、介護現場で即座に記録を電子化できるため、手書きの書類からワープロで転記する手間が省ける。また、ASPサーバに蓄積された看護記録は、訪問看護ステーションのスタッフや担当医師ともリアルタイムに情報共有できるようになるという。
価格は初期費用が7万3500円、月額利用料金が1法人あたり2万6250円からとなっている。ただし、モバイルプリンタの代金は含まれない。ウィルコムの通信料および端末代金については、1回線あたり月額2000円程度の予定だ。
なお、ほうもん看護 サポート・モビは、7月15日から7月17日まで東京ビックサイトで開催される、国際モダンホスピタルショウ2009に出展される予定となっている。
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