ここ最近、シニア向けのコミュニティの動きが活発なようだ。たとえば、ディー・エヌ・エーとクラブツーリズムが運営する「趣味人倶楽部」の名前を聞く機会が増えてきた。
趣味人倶楽部は中高年向けのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で、ユーザー数を拡大している。IR資料によるとユーザー数は10万人前後ほど。ユーザーの伸び率としては、月間10%ほど増えているようだ。月間ページビューは約7000万弱。年齢構成は40歳未満が14%、40歳代が21%、50代が35%、60歳以上が30%という構成。50歳以上が過半数を占めている。性別は男性が67%、女性が33%。ミクシィのIR資料によると、同社のSNS「mixi」の男女比率は男性47.6%、女性52.4%と女性が少し多いので、それと比べると男性が多い構成となっている。
サイトの機能としては、友人とのリンクや日記、写真アルバム、足あと、コミュニティなど一般的なSNSの機能は用意されている。またほかにも自分のプロフィール用の掲示板やQ&A、オフ会情報など幅広い機能が用意されている。
中高年ユーザー層向けの独自コンテンツとしては、「旧友探し」という機能があり、同窓生や幼なじみを探すことが可能。「学校」「職場」「住んでいた地域」「クラブ・サークル」から検索が可能。「思い出話に花を咲かせませんか?」というコピーにあるように、この世代では昔の友人に会ってみたいニーズは高いのではないだろうか。そのほかには、先日ご紹介した青春プレイバックというコンテンツもある。
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