Microsoftは米国時間5月29日、「Windows 7」の「Starter Edition」について、同時に実行できるアプリケーションの数を3つまでとする制限を廃止することを認めた。
Microsoftは、Windows 7で初めて、Starter Editionが新興市場だけでなく世界中で使用されることを許可することになる。同社は特に、Starter Editionをネットブック向け最低価格帯のWindows 7と位置付けている。
Microsoftは当初、プログラムの同時実行数を3つまでとする制限を維持すると述べていたが、その制限が撤廃されるとの憶測が広まっていた。
Microsoftは5月29日付けの公式ブログで次のように述べた。「われわれは、この変更によりWindows 7 Starter(Edition)が、ウェブの閲覧や電子メールのチェック、個人生産性の向上といったごく基本的な作業に小型ノートPCを使いたい顧客にとって、いっそう魅力的な選択肢になると考えている」
Microsoftは、同時に実行できるアプリケーション数に関する制限を廃止するものの、Starter Editionと「Home Premium Edition」との間にはまだ数多くの違いが存在すると指摘している。たとえば、Starter EditionではWindows 7のクールなグラフィックス、マルチモニタのサポート、「Windows Media Center」および「Windows XP Mode」などの機能が利用できない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス