「電子メールはオープンプロトコルだったため、境界なく今日のような浸透を果たした。Google Waveも同じように広めたい」とLars Rasmussen氏。これはGoogle Waveの競合が登場する可能性を意味するが、電子メール同様にライバル同士の間でも会話が成立する。
Googleは競争による進化の促進を歓迎し、オープン化によって新たなコミュニケーション&コラボレーションの標準技術としてGoogle Waveの定着を狙う。
「あなた方(開発者)の協力なくして、この製品は完成しない」(Gundotra氏)
同氏はまた、「ウェブブラウザ上で行われていることを忘れてしまうような強力な技術である」こともデモ強行の理由の1つに挙げた。たしかにドラッグ&ドロップのデモあたりから、ブラウザをほとんど意識せずに見ていた。HTML 5を推進するためのカンファレンスとなったGoogle I/O 2009で、その未来を納得させるためにGoogleが出した切り札と言える。
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