コミュニケーションと同じぐらいにドキュメントを重視しているのもGoogle Waveの特長だ。
講演ではドラッグ&ドロップでGoogle Waveに写真を貼り付けて見せた。これはHTML 5でもサポートされていない機能。Googleが標準化を後押ししている段階であり、今はGoogle Gearsで実現している。
ドキュメント作成のコラボレーションも可能である。タイピングも反映されるような反応速度を活かして、5人で同時に異なる言語を含めてリアルタイムに編集するデモが行われた。
Google WaveではGoogle Wave APIを通じて、ウェブページへの組み込みやRobotやGadgetによる拡張をサポートする。活用例としてブログやTwitterとの連携、映画レビューサービスなどが示された。
モバイル機能を除いて、この日のデモは特に大きなトラブルに見舞われずに終了した。ただ、Google Waveは開発初期段階のツールである。むしろデモが失敗する可能性の方が高かった。
そんなリスクを背負っても、GoogleがWaveのデモ公開を強行したのは、Waveのアルゴリズムやプロトコルをオープンソースで公開するためだ。
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