Eye-Fiカード、動画アップロード対応でどう進化するのか--Eye-Fi創立者に聞く - (page 4)

--アップロード先(オンラインサービス)の強化についてはどうでしょうか。

田中:ライブドアの「livedoor PICS」への対応もそうですが、より多くのサービスに柔軟に対応していきたいと考えています。特に今年は動画対応Eye-Fiの発売がありますから、ユーザーにとって使いやすい環境を整え、満足して頂けるように努力していきます。

 また近々、ソーシャル・ネットワーキング サービスの「mixi」とオンラインパートナーシップを結びます※。mixiとは、アイファイジャパンが立ち上がる前から話をさせてもらっており、開発のうえでも全面的な協力をしてもらっていました。

 Eye-Fiという製品の特性上、写真データのアップロードサービスは、写真の公開という製品内容を理解するために有効な手段ですが、写真データや情報をシェアするという意味ではmixiというサービスがもっとも製品イメージに合ったサービスと考えています。私としてもmixiで写真データのシェアリングを行うというのは必須であると考えており、今回、正式にサポートできることをうれしく思っています。

※4月21日よりリリースした。

--現在はオンラインストアなど一部のみの販売ですが、今後、量販店などへの展開は考えていますか。

田中:「Share Video」の発売と同時に大手量販店への流通も開始します。どのような店舗で展開していくかは調整中です。

--Eye-Fiのユーザーを対象にしたサービスとしてiPhone用のアプリケーションが公開されました。今後の展開についてお聞かせください。

コーレン:日本では非常に好評でEye-Fiユーザーの全体(カード+アプリ)の比率からいうと、圧倒的に日本のユーザーに支持されています。

 バージョンアップの話で言えば、まずはバグフィックスですね。細かいところを修正して完成度を高めています。iPhoneアプリの話ではなくなってしまいますが、ソフトウェアの開発という意味ではEye-Fiをもっと多くの携帯端末ユーザーに体験してもらいたいとも思っています。そこで、開発しやすい、しかもユーザー数の多いプラットフォームでの展開も考えています。まだ細かい話はできませんが期待していてください。

 より多くのオンラインパートナー、より多くのカメラメーカー、ハードウェアメーカー様と協力して、Eye-Fiの魅力を体験できる環境を整備していきたいと思っています。

--ありがとうございました。

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