Microsoftは、Windows Mobileを搭載する携帯電話上で動作する新たな検索技術には、異なる名称を持たせる可能性があることが、商標登録の申請から明らかになっている。
ニュースブログのpaidContent.orgが伝えたところでは、Microsoftは、2009年に入って、「電子メール、テキストメッセージ、アドレス帳などの情報を検索するコンピュータプログラム」の商標として、「Sift」の登録申請を行ったという。すでに同社は、「Windows Live Search」の次期エディションを指し示す名称としては、「Kumo」という異なる名称を用いているが、携帯電話のローカル検索の名称に、同じくKumoを使用することは望んでいないのかもしれない。
Siftは、5月に開催される「TechEd 2009」において、Microsoftが、さらなる詳細な情報の公開を予定している「Windows Mobile 6.5」へ搭載される見込みは薄いだろう。むしろ、Microsoftは、この新たな検索機能を、2010年に計画されている「Windows Mobile 7」に搭載してくる可能性が高いと、paidContent.orgは報じている。
なお、Siftと呼ばれる英国企業が、Sift.comのドメイン名で事業を展開していることも指摘しておいたほうがよいだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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