名刺管理をベースに、“人のつながり”の見える化目指す--三三の寺田社長 - (page 2)

Emi KAMINO 岩本有平(編集部)2009年04月09日 16時34分

 そこでまずは顧客から送られたスキャンデータを元に、2人がかりで間違いがなく手入力するというフローを提供しています。また、名刺をスキャンする段階で、いつ誰が名刺交換をしたかという情報を紐づけることにより、単なる名刺データベースとしてではなく、ビジネス活動のログとして管理できるようになるというのが特長です。

 このサービス利用することでまず、名刺の管理や整理に関わる無駄な時間を削減し、従業員の生産性を高めることが可能です。それだけでなく、データベースと連動し、ユーザーが名刺を交換した企業に関する人事異動情報や、東京商工リサーチの企業データや最新情報などもLink Knowledge上で配信しています。

--起業に至った経緯を教えてください。

 ビジネスの原型は10年ぐらい前からすでにありました。私は以前に三井物産でコンピューター関連機器輸入などを手掛けた後、シリコンバレーに行ったりもしたのですが、働く中で名刺に関わる非効率性を感じていました。

Tech Venture 2009特設サイトにて続きを読む

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