また「レベル」というグレートが設定されており、職業体験を通じて「健康意欲」「環境意欲」などを高めることが可能。また給料として仮想通貨の「コイン」を得られるほか、アバター向けのデジタルグッズをもらうこともある。このようなロールプレイング的要素は子供を熱中させる可能性もあるだろう。
また、バンダイによるたまごっちサークルやデジモンサークルといったコンテンツが用意されているので、子供としても魅力は多いだろう。運営はバンダイナムコゲームスとなっている。
このサービスを見て自分の子供の頃を思い出した。その当時は、ファミコンをベースとした教育コンテンツが存在していたが、いまやウェブサービスが子供の教育コンテンツとなっているのだ。
ほかにも子供向けサイトは少なくない。たとえば、「Yahoo!きっず検索」では子供向けサイトのディレクトリ検索が可能。検索キーワードランキングでは「きせかえゲーム」「ドラえもん」などのキーワードが並ぶ。「キッズ@nifty」では子供向けマンガやゲームが公開されている。
また、RAWHIDE.が運営する18歳未満の子供向けのSNS「トイスタ」では、イラストの投稿やチャットが可能。絵本サービス「web絵本ぽこぽこ」ではオンライン上で「赤ずきんちゃん」「白雪姫」といった絵本をFlashで閲覧できる。
海外でも、子供向けのサイトはかなりの数がある。たとえば、Disneyが買収したSNS「Club Penguin」やバーチャルペットと子供向けSNSを組み合わせた「Moshi Monsters」、バービー人形のSNS「BarbieGirls.com」、子供向けのプログラミング教育サイト「Scratch」など、そのサービスはバラエティに富んでいる。またインターフェースにFlashを採用しているサイトが多いのも特徴だ。
今後は小さな頃からウェブに慣れ親しんだ世代が大人になり、さらに子供にウェブサービスを教えるという時代もやってくる。そう考えると今後、子供向けのウェブサービスはますます増えてきそうだ。
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