スクウェア・エニックスは3月31日、同社のオンラインコンテンツやサービスを1つのIDで利用できる「スクウェア・エニックス アカウント」と、利用ごとにワンタイムパスワードが表示される機器「スクウェア・エニックス セキュリティトークン」を発表した。同社によると、国内のオンラインゲームにおけるワンタイムパスワード認証は初めてだという。
スクウェア・エニックス アカウントは4月7日より、日本、北米、欧州向けのサイトに導入する。従来、同社のオンラインコンテンツやサービスごとに異なっていたプレイオンラインIDが、1つのIDで利用できるようになる。
対応コンテンツは、「ファイナルファンタジーXI」「テトラマスター」「雀鳳楼」のみ。ただし、将来的には、同社が展開する全てのオンラインコンテンツやサービスに対応させるという。登録は、ファイナルファンタジーXI公式サイトより無料でできる。
スクウェア・エニックス セキュリティトークンは、6ケタのワンタイムパスワードが30秒間表示される機器。30秒経過したパスワードや一度使用したパスワードでは二度とログインできなくなるため、より安全にオンラインコンテンツやサービスを利用できるという。利用するには、今まで使っていたプレイオンラインIDがスクウェア・エニックス アカウントに紐づいている必要がある。
価格は980円で、ファイナルファンタジーXIの会員向けに販売する。同社によると、一般販売時期は未定だが、スクウェア・エニックス アカウントが上記3つのゲーム以外に対応するようになれば、順次販売していくとしている。なお、同機器にはVASCO社製を採用している。
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