シャープは3月24日、4月1日付けで液晶パネル及び液晶モジュールの製造、販売を手がける子会社シャープディスプレイプロダクトを設立すると発表した。
シャープディスプレイプロダクトは、シャープが100%出資する子会社。所在地は大阪府堺市で、液晶パネル及び液晶モジュールの製造・販売を手がけるとのこと。取締役社長にはシャープの常任顧問である佐治寛氏が就任する。シャープでは、今回の子会社設立に関して、ソニーとの合弁会社化に向けた準備のためとしている。
シャープとソニーは2008年2月に液晶合弁会社の設立を発表した。しかし2009年1月に設立時期を約1年後ろ倒しにした2010年3月へ延期。現在は合弁契約の締結に向けた交渉を進めているとのこと。両社は設立を延期の理由を「世界経済の変化をうけて」とコメントしている。
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