Standard & Poor's(S&P)は米国時間3月9日、「S&P U.S. Carbon Efficient Index」をローンチした。カーボンフットプリント(炭素の足跡)の低い米国大企業のパフォーマンスを測定することが目的とされている。
この指数は、環境データを収集する組織であるTrucostの計算を用いて算出される。同指数には現在、S&P 500企業から362社が含まれている。
Standard & Poor's Index Servicesの指数委員会で会長を務めるDavid Blitzer氏は声明で、「世界中の組織が現在、地球の気候に与える温室効果ガスの影響になお一層の注意を払っている。そして、ますます多くの投資家らが、重要な投資テーマとして炭素効率を考慮している」と述べた。
U.S. Carbon Efficient Indexは、S&Pの世界的なテーマ別指標シリーズの一部であり、水や森林、炭素効率といった環境テーマをカバーしている。
MicrosoftやCisco、Apple、Googleなどが技術系企業としてU.S. Carbon Efficient Indexに含まれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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