イー・アクセスとアッカ・ネットワークスは2月12日、合併契約を締結することを決議したと発表した。イー・アクセスを存続会社とする吸収合併方式で、アッカは解散する方針だ。
すでにアッカはイー・アクセスの連結子会社となっており、2008年9月には、イー・アクセスからアッカへ一定の事業資産を譲渡し、相互に関連する業務委託を行うなど緊密な事業提携を開始。イー・アクセスはアッカの発行済株式総数の88.06%を保有している。
両者は、原価の削減、人事交流、オフィス統合などを実施してきたが、合併によって完全に経営統合することが収益力の維持や向上、両社の企業価値の最大化を実現するために最善の選択であるとの判断に至ったと説明している。
合併契約が3月27日に予定されているアッカの定時株主総会で承認された場合、アッカの普通株式は6月19日付けで上場廃止(ジャスダック証券取引所)となる。
また、イー・アクセスは、効力発生日前日のアッカ株主名簿に記載又は記録された株主に対し、所有する普通株式数に合併比率を乗じて得られるイー・アクセスの普通株式を割り当て交付するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」