イー・アクセスは2月15日、2月14日にアッカ・ネットワークスが発表した今後の事業計画について以下の通りコメントした。
同計画が新たに発表されたことの背景には、イー・アクセスが行なっている株主提案の存在があったと考えており、その点で、株主提案が引き出した一定の成果であると捉えているとの考えを示した。
また、同計画はアッカ社第2位株主であり、かつ多数のユーザーを持つことでアッカ社ADSL事業に多大な影響力を持つNTTコミュニケーションズ社、及び同じNTTグループであるNTTドコモ社が積極的に関与するものである点、大いに注目すべきものと考えているという。さらに同計画が、新規事業の展開・活用を通じて、アッカのADSLを中心としたビジネスの価値を上げることをも目指した取り組みと捉えているとのこと。
筆頭株主であるイー・アクセス、及びNTTコミュニケーションズその他大株主、個人株主を含めた全株主の共通の利益は、企業価値の向上、株価の向上にある。その点から、同計画の速やかな具体化、確実な遂行、及び成果の現実化が強く望むとした。
従ってイー・アクセスは同社の株主提案に対し委任状を受けた多数のアッカ社株主の意思も踏まえつつ、全株主とともに、アッカの今後の計画遂行、及び当社株主提案の最終的な目的である企業価値・株価の状況を、厳正に見守ると強調した。
なお、イー・アクセスが行った株主提案は計画の実現性と執行体制を見極める必要があるため、取り下げる予定はないという。
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