カシオ計算機は2月9日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新製品として、高速連写を小型・薄型サイズに搭載した「HIGH SPEED EXILIM EX-FC100」と「HIGH SPEED EXILIM EX-FS10」を2月20日より順次発売すると発表した。
カシオは2008年、最大60枚/秒で高速連写できる高速連写や、肉眼では見えない動きを撮影できるハイスピードムービーなどを搭載したハイエンド向けの「EX-F1」と「EX-FH20」を発売した。
今回は新製品は、それらのハイスピード技術を回路やセンサーユニットの小型化によって、小型・薄型サイズに収めたのが特徴だ。30枚/秒の超高速連写ができ、最大1000fpsのハイスピードムービーを搭載している。
これらの機能をなるべく手軽に利用できるよう、被写体の速い動きをモニターにスローで表示しながらシャッターを押せる「スローモーションビュー」、連写画像の中からブレや瞬きのない1枚だけを自動で選んで保存する「いち押しショット」を搭載した。
EX-FC100とEX-FS10ともに有効画素数は910万画素。EX-FC100が手のひらに収まる小型サイズで、高さ58.5mm×幅99.8mm×奥行き22.6mm。光学5倍ズームレンズを搭載している。カラーは2色で発売日はホワイトが2月20日、ブラックが2月27日となる。
EX-FS10は厚さ16.3ミリの薄型カードサイズで、高さ59.4mm×幅97.1mm×奥行き16.3mm。新開発光学3倍インナーズームレンズを搭載している。カラーはホワイト、レッド、グレイの3色展開で、発売時期は4月上旬となる。
いずれも価格はオープンで、実売予想価格は5万円前後。EX-FC100は若干厚みがあるが5倍ズーム、EX-FS10は3倍ズームだがカードサイズとそれぞれ高度な技術が必要になるとして、価格は同程度になる見込み。
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