カシオ計算機(樫尾和雄社長)は8月19日、PCを使わずに写真やはがきを印刷できるフォトプリンタ「プリン写ル」シリーズの新モデルとして、7型タッチパネル液晶搭載の「PCP-1200」、3.5型液晶搭載の「PCP-250」を、9月12日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は「PCP-1200」が5万5000円前後、「PCP-250」が4万円前後の見込み。
「PCP-1200」はタッチパネル付きの7型ワイド画面を搭載したフォトプリンタ。デジタルカメラやカメラ付き携帯電話のメモリーカードを入れれば、写真の選択からプリント枚数の指定、プリントの実行までを画面のタッチ操作で行える。付属のタッチペンで、写真の切抜き・移動・拡大・縮小などの操作が可能。
さらに、タッチペンで手書きした文字や、ハート、星など本体に内蔵する60種類のスタンプを、画面で確認しながら好きな場所に配置でき、写真を自由に演出することができる。なお、「PCP-250」はタッチパネル機能非搭載モデル。240×320ドットの3.5型液晶を搭載する。
2機種とも、家族5人までの宛名を分類して記憶できる約1000件の宛名登録機能を搭載。本体に装備したキーボードでの宛名入力に加え、PC用ソフトの宛名データをメモリーカード経由で読み込むことも可能。文面は294種類のデザインから選べるだけでなく、写真や内蔵イラストを組み合わせて作成することもできる。そのほか、メモリーカード内の写真を次々と画面に表示するスライドショー機能も装備する。
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