フィルタリングソフトのデジタルアーツが7日続伸--モバイル需要とソニーの採用が好材料に - (page 2)

 加えて新たな材料も浮上した。1月21日、デジタルアーツは企業向けメールフィルタリングソフトのアーカイブ機能をソニーに提供すると発表。ソニーが提供している企業向けITソリューションサービス「bit-drive」の新たなサービスに、デジタルアーツの企業向けメールフィルタリングソフト「m-FILTER」の電子メール全文保存、検索ソリューション「m-FILTER Archive」が採用された。企業向けの需要増観測を裏付けるような大手企業への採用を受け、今後への期待が高まっている。

 2009年3月期は連結売上高18億7000万円(前期比10%増)、経常利益6億8600万円(同10%増)、最終利益3億7700万円(同8%増)を計画する。足元の好調ぶりから業績計画の上ぶれ期待が膨らんでいるほか、2010年3月期の再拡大期待も強まっている。

 株式市場は日経平均株価が再度、7000円台に突入するなど厳しい状況が続く。新興市場も全般の復調には至っていないが、デジタルアーツのような各市場の中核銘柄には腰の据わった買いが入り始めている。デジタルアーツは業績面のほか、強力な材料にも乗る銘柄であり、今後も全般の影響を受けない値動きを続けていきそうだ。

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