デジタルアーツ(道具登志夫社長)は2月13日、有害サイトから子どもを守る家庭向けフィルタリングソフトの最新版「i-フィルター5.0」を2月29日に発売すると発表した。
最新版は、「i-フィルター」シリーズのユーザーに対する顧客満足度調査を行い、各機能に対する意見や要望を反映。フィルタリングソフトを利用したことのない人へのヒアリング調査も実施し、「マニュアルを読まなくても設定ができる使用感」を追求した。さらに、家庭向けフィルタリングソフトとしては初めて、企業向け製品「i-FILTER」が搭載する「掲示板書き込みブロック」機能を搭載したほか、ショッピングサイトの「購入ページブロック」機能も追加した。
2億3000万ページを超すデータベースと、未知のサイトのフィルタリングが可能なエンジン「ZBRAIN」を搭載することで、高いブロック精度を提供するとともに、よりきめ細かいフィルタリング強度が設定できるよう、「ブロック可能な分野」を示すカテゴリも、33カテゴリから67カテゴリに増やした。
これまでのフィルタリングソフトは、検索結果ページに出てくる各サイトの説明文まではフィルタリングできなかったが、今回、有害な単語を見せないために、検索結果を画像に置き換える「検索結果フィルター」機能も搭載。検索結果をすべてブロックするのではなく、任意で登録した単語のみを伏せ字で表示する「伏せ字ブロック」機能も搭載した。
このほか、曜日・時間ごとのインターネット利用時間の制限ができる「インターネットタイマー」や、わかりやすい「インターネット利用状況確認」などの機能も備えた。対応OSはWindows Vista、XP、2000。
価格は、パッケージ版が6090円、2ライセンスのパッケージが9135円。ダウンロード版も2月25日に発売する。価格は4200円。いずれも次年度以降は別途継続手続きが必要。
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