パナソニックは11月19日、プラズマテレビパネルの生産、開発体制を強化すると発表した。量産機能と開発機能をそれぞれ集約させることで、高効率生産体制を構築するという。
量産機能が集約されるのは、パナソニックプラズマディスプレイ(PPD)の兵庫・尼崎にある第3、第4、第5工場(建設中)。従来の量産拠点である第2工場から拠点を移管することにより、使用エネルギー等のランニングコストで年間約40億円の削減が可能になるという。
また、量産拠点の一極集中による効率化と調達機能の合理化を最大限に進め、コスト競争力の増強を目指す。
新たに量産拠点となる第3、第4、第5工場では、それぞれ42型面取りで、6面、8面、16面の生産能力を備えるという。
一方開発拠点となるのが、大阪・茨木の第1、第2工場。すでに第1工場はPDPパネルの開発試作工場として稼動しているが、加えて第2工場を、テレビ用液晶パネルや有機ELの開発試作工場として活用するとのこと。第2工場は2008年12月に量産を終了し、リニューアル工事が実施される。
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