松下電器産業は、プラズマテレビ「VIERA」シリーズに、YouTube視聴機能を備えた「PZR900」と103型をラインアップした「PZ800」の2シリーズ6機種を発表した。発売は9月上旬より。価格はオープン。
全機種ともに1920×1080ドットのフルハイビジョンパネルを搭載し、コントラスト比3万対1(103型は1万対1)を実現。動画色空間の国際規格の1つである「xvYCC」に準拠した「x.v.Color」に対応したほか、広色域の色表現力を持つ「広色域プラズマパネル」、「ハリウッドカラーリマスター」、「カラープロファイル」など、色再現力に注力した作りで、テレビはもちろん映画画質を追求した「シネマライブ画質」を可能にしたという。
各シリーズの特徴は下記の通り。
「テレビでネット」機能を備え、「アクトビラ ベーシック」「アクトビラ ビデオ・フル」に対応したほか、YouTubeコンテンツの視聴もできる。本体には1Tバイトのハードディスク(HDD)も内蔵し、ビエラシリーズとしては初のHDD録画機能も備えた。
内蔵HDDには、地デジフルハイビジョン放送を約121時間録画することが可能。リモコンの録画ボタンを押すと視聴中の番組を録画できる「簡単録画」機能、視聴中の番組を一時停止し、あとから続きが見られる「番組キープ」機能、指定したチャンネルのニュース番組を、最大約6時間分録りだめしておく「おまかせニュース」などの録画機能を内蔵した。録画済み映像はBlu-rayやDVDディスクなどに保存もできる。
画面サイズは42型、46型、50型の3タイプを用意。42型が9月20日より、46型、50型が9月10日より発売される。
すでに発売されている「PZ800」シリーズには、58型、65型、103型の3モデルを追加。これでPZ800シリーズ42型から103型まで全6機種のラインアップとなった。アクトビラはアクトビラベーシックとアクトビラ ビデオ・フルに対応。録画機能は非内蔵だが、「番組キープ」機能は対応済みだ。
103型のサイズは高さ174.8mm×幅241.1mm×奥行き87.1mm、スタンドを装着した状態で重量は約343kgとなる。
58型、65型は9月10日より。103型は受注生産で、8月26日より受注を受け付ける。
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