楽天株が好決算発表に沸いている。景気動向の悪化を追い風にして業績を伸ばすネット株の象徴として市場関係者から熱い視線を集めている。
楽天は11月7日の取引終了後に2008年12月期第3四半期決算を発表。連結売上高が前年同期比22%増の1841億8500万円、経常利益は同37%増の290億6400万円となった。株式市場が大幅に下落しており、証券事業は20%減収、33%営業減益となったが、Eコマース事業の拡大で軽く吸収している。
Eコマース事業の売上高は同22%増、営業利益は19%増となった。景気鈍化で消費市場が低迷しており、価格面や利便性など、Eコマースの特徴が強まっているという。ガソリン価格の上昇で消費者の外出意欲が低下しており、Eコマースの利用が活発化していることも好調の背景という。
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