2008年の米大統領選挙では、経済などの問題に押されて技術政策の影が薄くなっている。しかし、米民主党大統領候補であるBarack Obama氏の陣営は米国時間11月2日、この技術政策に正面から取り組んだ動画をリリースした。
「A Blueprint for Change: Technology(変革の青写真:技術)」と題されたこの動画で、Obama氏は、技術政策に関する広範な提案を説明している。連邦政府が拠出する基礎研究のための補助金の倍増、厳格な独占禁止法の施行、助成金やロビー契約といった政府データの全世界からアクセス可能なフォーマットでのオンライン公開などだ。
およそ3分間の動画は、Obama氏がカリフォルニア州マウンテンビューにあるGoogle本社で行った講演の映像をつなぎ合わせたものだ。
また、オンライン上では共和党のJohn McCain候補が技術政策について広範な議論を行う様子も見られる。2007 D: All Things Digitalカンファレンスの動画で、同氏は、ネットの中立性などの問題の解決は自由市場に任せるべきと述べるなど、さまざまな問題について自身の見解を語っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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