米民主党大統領候補のBarack Obama氏の選挙広告がElectronic Arts(EA)の「Xbox 360」版レーシングゲーム「Burnout Paradise」に掲示されている。米大統領候補がゲーム内広告を出稿するおそらく初めてのケースだ。
EAは米国時間10月14日、GameSpotに対し6日からObama氏のバーチャル看板広告が同ゲーム内に設置されている事を認めた。同社によるとこの広告は11月3日まで設置される。
この広告は、オハイオ、フロリダ、アイオワ、コロラド、インディアナ、モンタナ、ノースカロライナ、ニューメキシコ、ネバダ、ウィスコンシンの10州で、Xbox 360版のBurnout Paradise内に掲載される。これらの州のほとんどが、大統領選の激戦区とされている。
今回対象になっている同ゲームは米国では1月に発売された。対応プラットフォームはXbox 360と「PLAYSTATION 3」。オープンワールドシステムを採用しており、プレイヤーは「Paradise City」という架空の都市を舞台に自在に探索したり、(そして、もちろんバトルしたり)できるカーレースゲームだ。
更新情報:National Public Radioによると、18〜34歳の人々を対象にしたこの広告は、「Madden NFL 09」をはじめ、EAから提供される18種類のゲームタイトルで掲載されているという。EAは、Obama氏の広告の価格について、沈黙を守っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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