IntelとASUSTeK Computerは米国時間10月29日、「コミュニティーデザイン」のPCを商品化するため、消費者の中から協力者を募るサイトを立ち上げた。
両社によれば、WePC.comと名付けられたこのサイトは、消費者が製品デザイナーになれるというものだ。同サイトの参加者は、他の参加者やこの2社と協力しながら「革新的な新製品をデザイン」できると両社はうたっている。
両社の狙いは、世界初のコミュニティーデザインPCと言える製品を市場に送り込むことだ。
また、メンバーではない人も、このサイトを訪れて「夢」のPCの仕様についてコミュニティーのメンバーとアイデアを話し合ったり、提示されたコンセプトに対して投票したりできると、両社は説明する。
Intelでパートナーマーケティンググループのゼネラルマネージャーを務めるMike Hoefflinger氏は、声明の中で「イノベーションを呼ぶひらめきは、あらゆる場所からやってくるものだとIntelは確信している」と述べ、「そのため、IntelはASUSと共に消費者の創造的な能力を活用し、理想のPCのデザインについて、そのアイデアを共有してもらうことにした」と語っている。
WePC.comにおけるコミュニティーは、ネットブック、ノートPC、ゲーム用ノートPCという、消費者向けPCの中でもいちばん人気の高い3つのカテゴリに対応し、3つのディスカッショングループに分けられる予定だ。
ここで設計されたPCには、Intelの「Atom」「Centrino 2」「Centrino 2 Extreme」の各プロセッサが搭載される。
プロジェクトでは、創造的な役割を果たした参加者を選定して賞を贈ることにしている。その詳細は後日発表される予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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