ASUSTeK Computer(ASUS)は台湾で現地時間10月8日、結婚式場を使った一風変わったイベントを開催し、薄くて洗練されたNetbook「Eee PC S101」を披露した(発表イベントの様子はこちら)。699ドル以上もする高価格帯のEee PC S101に関する情報は、6日にネットに流出したばかりだった。
DigiTimesによると、ASUSは2008年末までに、出荷したEee PCの10%をS101が占めることを見込んでいるという。S101の価格が初代Eee PCの2倍であることや、同社がEee PCの新機種を今後も投入するようであることを考えると、この見込みは強気にも思える。事実、同社はEee PCの新機種を2つ発表すると報じられている。これらは「Eee PC 1000」シリーズとS101の中間の位置付けになるだろう。
DigiTimesによると、ASUSは2009年に世界市場でLenovoを追い抜くことを見込んでいるという。またASUSは2009年に中国市場でDellを追い抜くことも目標にしている。DisplaySearchによる最新の統計では、同社はラップトップPC市場で第8位につき、Lenovoに順位を3つあけられている。
S101には以下のモデルが用意されるが、筆者がASUSに確認したところによると、米国で販売されるのは699ドルのWindowsベースのモデルのみという。Windowsモデルは16GバイトのSDカードが付属するほか、20Gバイトのオンラインストレージサービスが利用可能。発売日は米国時間11月1日の予定。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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