ミクシィの増額修正は2009年3月期9月中間期のみで、通期の計画は据え置いているが、中間期の増額修正は8月に続いて2回目。下期からは新事業の課金サービスの寄与も期待されており、通期計画の上方修正も時間の問題だと言われている。
米グーグルの好決算を受けて日本のネット株にも業績面への期待感が浮上していたが、この増額修正ラッシュで、その期待感が現実のものとなってきている。
日本企業にも世界的な金融市場の混乱、それにともなう景気低迷の影響が懸念されており、NECやソニーなどはすでに業績計画の大幅下方修正を発表している。日本企業の業績面への懸念が強まっているが、ネット株については安心感が高まっている。
今後、新興市場のネット株については、業績面から選別的に物色を集める可能性がある。個別銘柄ベースでは、増額修正期待の高いネット株を先回り買いする動きも強まっていきそうだ。
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