日本ヒューレット・パッカードは10月23日、企業向けA4カラーレーザープリンタの新製品として、カラー、モノクロとも1分あたり30ページの高速印刷を実現する「HP Color LaserJet CP3525dn」と、幅約40cm、高さ約32cmの省スペースモデル「HP Color LaserJet CP2025dn」の2機種を発表した。同社のオンラインストアHP Directplusおよび販売店にて、11月上旬より販売を開始する。価格は、CP3525dnが20万7900円、CP2025dnが9万9540円となる。
いずれもデスクトップに設置できるコンパクトなA4カラーレーザープリンタだ。同社では、HP Color LaserJet CP3525dnは10人程度の部署用プリンタとして、HP Color LaserJet CP2025dnは5人程度の共用プリンターや個人用プリンタと位置づけている。
両製品とも、従来モデルに比べCP3525dnは約43%(30ページ/分)、CP2025dnは約25%(20ページ/分)とプリント速度を大幅に向上し、LAN機能と自動両面印刷機能を標準搭載した。また、待機消費電力を抑えつつウォームアップタイム0秒を可能としたインスタント・オン・フューザーの搭載により、すぐに使える利便性とCO2削減に貢献する環境性能を両立している。
黒とカラー3色(シアン、マゼンタ、イエロー)からなる4色のプリントカートリッジには、トナー・ドラム一体型カートリッジを採用。交換が必要な色のカートリッジを差し替えるだけで、手を汚すことなく簡単にトナー交換が行える。
ウェブブラウザからプリンターの使用状況を管理できる組み込みウェブサーバ(EWS)機能搭載により、ネットワークプリンターの状況を簡単に把握できる。また、CP3525dnには、ユーザー権限や使用アプリケーションによってカラー印刷を制限するカラーアクセスコントロール機能を搭載し、企業における印刷コストの効果的な削減が可能という。
なお、2009年1月30日までの期間限定として、HP Directplusを通じて両機種を含む対象製品を購入した場合に、トナーカートリッジ1セットが100円で購入できる「トナー1セット100円キャンペーン」が実施されている。
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