IDC Japanは6月17日、2008年第1四半期国内企業向けプリンタ市場動向を発表した。
発表によると、2008年第1四半期のレーザープリンタの出荷台数はレーザーMFPにリプレース需要の一部が奪われていることや企業のリプレース需要が一巡したことにより6四半期連続減少、前年同期比5.8%減の28万台となった。一方、カラーレーザープリンタの出荷台数は前年同期比11.6%増の8万5000台、シェア30.5%を占めている。
同社のハードコピー・ペリフェラル&デジタル・イメージングのリサーチマネージャーの坂田信之氏は、「カラーレーザープリンタは、カラー印刷可能なカラーレーザーMFPとの競合による影響は受けてはいるものの、低価格化しており、10万円を切るA3カラーレーザープリンタも増えた。モノクロレーザープリンタとの価格差も縮まったことにより、モノクロレーザープリンタからのリプレースが促進されたものと考える」と述べている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方