3次元(3D)インターネットのソリューションを手がける3Diは10月1日、ビジネス向けの3次元仮想空間用サーバーソフト「3Di OpenSim」スタンダード版を発売した。資本・業務提携しているNTTグループと協力して企業や教育機関向けに販売する。価格は、年間のライセンス方式で税込52万5000円。
千葉県幕張メッセで開催中の日本最大のIT・エレクトロニクス展示会「CEATEC JAPAN 2008」の会場で同日、3Di代表取締役社長の小池聡氏らが記者会見し、発表した。
このソフトを使うと、仮想空間サーバーが自社で構築できる。たとえば、不動産会社がモデルルームを仮想空間に設けたり、学習塾がオンライン学習などに利用したりする用途が考えられるという。ゲームを提供したり、バーチャルなオフィスとして遠隔地の社員らが働く場として使ったりすることも想定している。
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