ngi groupは7月17日、同社の連結子会社である3Diが、仮想世界「Second Life」にブラウザからアクセスできる技術を開発したと発表した。
今回開発された技術は、専用のクライアントソフトウェアを起動させることなしに、PCやモバイルのブラウザからSecond Lifeにログインし、アクセスすることを可能にするもの。
ログインしている場所の地図情報や座標軸、マイフレンド、マイグループ、インベントリーといったアバターの定性情報の表示機能や、他のアバターとのメッセンジャーやチャットによるコミュニケーション機能など、Second Life上の機能をブラウザから利用できる。
これにより、Second Life内に限定されていた情報発信やコミュニケーションが、PCやモバイルのブラウザで行うことができるようになったとしている。
3Diでは今後、同技術の自社でのサービス化と他社への販売を行う予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」