トレンドマイクロは9月30日、USBストレージにおいてリアルタイムにウイルスを検索する「Trend Micro USB Security for Biz」(TMUSB)を発表した。同社によれば、「USBストレージベンダー向けに提供する日本初のUSBストレージ組み込み型のウイルス対策ソリューション」という。
TMUSBは、USBストレージにあらかじめ組み込まれたウイルス対策モジュールが、USBストレージを使っている間Windows上に常駐することで、USBストレージへの書き込みをリアルタイムに監視するというもの。ファイルからウイルスを検出すると、警告画面を表示してファイルを隔離する。
ウイルス検索に必要なパターンファイルをインターネットから自動的にダウンロードするほか、手動アップデートにも対応する。接続先のコンピュータでトレンドマイクロ製品を使用している場合は、その製品からパターンファイルを取得することも可能だ。また、ウイルス検出結果一覧画面で隔離ファイルの復元や削除ができる。
TMUSB搭載製品の第1弾として、バッファローが法人向けUSBメモリに搭載した製品を10月下旬から出荷開始する。また今後、ほかのUSBストレージベンダーからもTMUSBを搭載した製品が出荷される予定としている。
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