サイバーエージェントは9月22日、自社株の消却も発表している。保有していた自社株のうち、発行済株式の1.99%に相当する1万3185株を消却。株式が市場に出て需給を悪化させるリスクがなくなったことも好感されている。また、9月25日には8月の月次動向も発表。ベンチャーキャピタルの投資育成事業の影響で前年同月比4.6%減となったものの、投資育成事業を除くと同31%増。アメーバブログのページビュー数も計画を上回っており、順調な推移が確認されている。
国内景況感の悪化を背景にネット株の中でも、広告関連事業を主力とする銘柄の人気はそれほど高くない。ここにきて売買の主力である個人投資家以外の資金の流入が明らかになったことは非常に心強い現象だ。今後、楽天とサイバーエージェント以外のネット株にもフィデリティの触手が伸びるようだと、ネット株人気の更なる高まりと、物色範囲の拡大が期待できそうだ。
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