楽天は9月25日、子会社楽天ストラテジックパートナーズ(楽天SP)が保有するすべての東京放送(TBS)の普通株式を116億円で取得することを発表した。
楽天では、グループで保有するTBS株式を楽天本体に集約することで、楽天SPの事業・財務にTBS株式の価格変動が与える影響を排除することが目的としている。 なお、2007年11月には同じく楽天子会社である楽天メディア・インベストメント(すでに清算済)が保有していたTBS株式も楽天が取得している。
これにより、楽天SPは67億円の売却損が発生するが、連結決算上は消去されるため、連結業績に影響しない見通し。また、今回の譲受でグループとして保有するTBS株式の株式数に変更はなく、3777万700株(議決権ベースで19.83%)のままとなっている。
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