コンセプトは「true mobility」--東芝、128GバイトSSD搭載の「dynabook SS RX2」

 東芝は9月9日、モバイル端末に必要な機能を軽量、スリムボディで実現する「true mobility」をコンセプトとしたモバイルノートPC「dynabook SS RX2」7モデルを、9月下旬より順次発売すると発表した。

 dynabook SS RX2には、インテルの先進プラットフォームを採用。最新の超低電圧版CPU Core2 Duoプロセッサ SU930や先進チップセットGS45 Express、標準2Gバイト(最大3Gバイト)のDDR2-800対応メインメモリを搭載し、処理速度やグラフィックス性能の向上を図った。またバッテリの駆動効率を向上し、従来モデルと同様の約12.5時間という長時間駆動を実現している。

 搭載OSは、すべてWindows Vista Business(Windows XP ダウングレードメディア同梱)。光学ドライブには厚さ7mmのDVDスーパーマルチドライブを採用し、有線LAN(1000/100/10Mbps)および無線LAN(IEEE802.11 draft n対応)に対応する。USB2.0×3やPCカードTypeII×1、SDカード×1などの拡張インターフェースや、高い堅牢性能も実現し、モバイルノートPCとしてのスペックを備えた。

 最上位モデル「RX2/T9GG」と「RX2/T9G」には、128GバイトのSSDを搭載。RX2/T9GGは、KDDIのCDMA 1X WIN通信モジュールを搭載しながら重量は933g、厚さ19.5mmとコンパクトボディを実現した。一方RX2/T9Gは、光学ドライブ搭載PCとしては世界最軽量(東芝調べ)の858gとなり、ポータビリティに優れるという。

 他5機種には、標準160Gバイト(SATA対応5400rpm)のハードディスク(HDD)を搭載。KDDIのCDMA 1X WIN通信モジュールの有無と、Microsoft Office Personal 2007 SP1 with Microsoft Office PowerPoint 2007 SP1の有無、光学ドライブの有無以外は共通仕様となる。

 各モデルの店頭想定価格は以下のとおり。

  • RX2/T9GG(SSD、CDMA 1X WIN通信モジュール、Microsoft Office搭載 店頭想定価格:42万円前後)
  • RX2/T9G(SSD、CDMA 1X WIN通信モジュール搭載 店頭想定価格:40万円前後)
  • RX2/T8GG(HDD、CDMA 1X WIN通信モジュール・Microsoft Office搭載 店頭想定価格:30万円前後)
  • RX2/T7GG(HDD、CDMA 1X WIN通信モジュール搭載 店頭想定価格:27万円台半ば)
  • RX2/T8G(HDD、Microsoft Office搭載 店頭想定価格:28万円前後)
  • RX2/T7G(HDD、店頭想定価格:25万円台半ば)
  • RX2/S7G(HDD、光学ドライブ非搭載 店頭想定価格:23万円前後)
  • モバイルノートPC「dynabook SS RX2」 モバイルノートPC「dynabook SS RX2」

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