日本ヒューレット・パッカードは8月21日、法人向けノートPCのエントリーモデル5機種を発表した。同社のオンラインストアHP DirectplusとHP Directplusコールセンター、常設展示スペースHP Directplus Station、販売代理店HP Directpartnerにて本日より販売を開始する。
今回の新製品は、カスタマイズ対応モデルとなる15.4インチワイド液晶搭載のビジネススタンダードモデル「HP Compaq 6730b/CT Notebook PC」と、14.1インチワイド液晶搭載のコンパクトモデル「HP Compaq 6535s/CT Notebook PC」、12.1インチワイド液晶搭載のモバイルノート「HP Compaq 2230s/CT Notebook PC」の3機種。
加えて、固定仕様モデルとなる17インチワイド液晶搭載のデスクトップ代替モデル「HP Compaq 6830s Notebook PC」と、安定稼働実績のあるシステムアーキテクチャを採用した15.4インチワイド液晶搭載モデル「HP Compaq 550 Notebook PC」の2機種。いずれもHPの法人向けノートPCラインアップのうち、導入しやすい価格を実現したエントリークラスの製品となる。
OSはWindows Vista Businessのほか、Windows XP Professionalも選択できる。また、550を除く4製品では、最新のシステムアーキテクチャを採用し、ビジネス用途で重視されるセキュリティ機能を備えた。
6730b/CTは、最新のインテル Core 2 Duoプロセッサを搭載。最近の製品では省かれることの多いシリアル(RS232C)ポートを装備し、現在使用中のレガシーデバイスもそのまま接続できる。筐体のコーティングには、傷がつきにくい「HP Imprintテクノロジ」を採用した。価格は11万5500円より。
6535s/CTは、AMDの最新アーキテクチャを採用。衝撃と振動からHDDを守る「HP 3Dドライブガード」、セキュリティ機能を搭載し、ビジネスで使用するノートPCとして優れた信頼性を重視した。14.1インチワイドディスプレイを搭載し、本体重量は約2.2kg。価格は6万2790円より。
2230s/CTは、12.1インチワイド液晶を搭載した。プロセッサには通常電圧版のCore2 Duoプロセッサを採用し、メインマシンとしても十分なパフォーマンスを備えた。1スピンドル構成時約1.58kg、バッテリ駆動時間は4.3時間。HDMI端子も装備し、外部ディスプレイや大画面TVを接続してのプレゼンテーションなどにも利用できる。価格は10万5000円より。
6830sは、1440×900 の高解像度17インチワイド大型液晶ディスプレイと、テンキー付きフルサイズキーボードを搭載した。ATI Mobility Radeon HD3410グラフィックスを搭載し、デスクトップPCクラスの性能と操作性を備えた。価格は8万6100円より。
550は、安定稼働に実績のあるインテル Celeron M プロセッサ 530や、モバイル インテル GLE960 Express チップセットなどのコンポーネントを採用。価格は7万3290円。
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