過去にFirefoxに携わっていたBen Goodger氏は、Chromeのユーザーインターフェースで技術面の指揮をとった。同氏はChromeの「Omnibox」について語った。Omniboxは、ユーザーが検索語やウェブサイトアドレスを入力することのできるフィールドである。Googleは必要なことを自動的に予測する機能の実現を目指していたため、同機能は社内で「Psychic Omnibox」と呼ばれていたときがあるという。
Firefoxなどのように、2つのボックスが用意されていると、「2つを混同しがちである。ユーザーは、事前にそれが必要とする機能であるかどうか判断しなくてはならなかった。ボックスを1つにして、そこをいつも入力に適切な場所とし、そしていい結果を提供できるようにしたらどうだろうか?だから、われわれは2つを1つにまとめることにした」(Goodger氏)
提供:Stephen Shankland