カリフォルニア州マウンテンビュー発--Googleの新ブラウザ「Google Chrome」は現時点ではPC向けだが、同社共同創設者であるSergey Brin氏は、同技術が将来的には同社の携帯電話OSおよびソフトウェアスイートである「Android」にも対応していくことを望んでいるという。
Brin氏は米国時間9月2日に開催されたChrome発表イベントでのインタビューにおいて、ChromeとAndroidはまったく別々に開発されたものであると述べた。「これまでは一方を他方に統合させようとは考えていなかった」とBrin氏は述べた。しかし両プロジェクトが公開され、最初の正式リリースを迎えようとしている今、その考えは変わるかもしれない。
「おそらくAndroidの次期バージョンでは、Chromeの要素が多く採用されることになるだろう」とBrin氏は述べ、JavaScriptの改善を1つの分野として指摘した。
そして次に気になるのがブランド名である。「わたしの予想ではChromeとなにか似たような名称になると思う」と同氏は述べた。
Androidの現在のブラウザとChromeにはすでに「WebKit」が採用されている。WebKitはオープンソースプロジェクトで、ウェブページを構成するHTMLコードの解釈し、スクリーン上にレンダリングする処理を行う。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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