Broadcomが、Advanced Micro Devices(AMD)のデジタルテレビ事業を、1億9280万ドルで買収することを、両社は米国時間8月25日に発表した。
AMDのデジタルテレビ事業関連資産には、「Xilleon」を搭載したデジタルテレビ向けプロセッサや参照設計、「NXT」レシーバIC、「Theater 300」デジタルテレビ向けプロセッサ、高度なモーション補正、フレームレートの変換や拡大縮小を行う一連のパネルプロセッサなどが含まれる。
AMDは7月、事業合理化を目指す取り組みの一環で、デジタルテレビ市場からの撤退方針を明らかにしていた。最高経営責任者(CEO)のDirk Meyer氏は、今回のプレスリリースの中で、デジタルテレビ事業の売却は、AMDが財務関連分野における改善を図る上で「重要なステップ」となると述べた。
現在、約530人のAMD社員がデジタルテレビ事業に携わっており、今回の事業売却に伴って、その全社員が「Broadcomで勤務を続けるように取り計らわれる」ことが、両社の取締役会で承認されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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