また、ガソリン価格の高騰を背景とした消費者の外出意欲の減退も、足元の消費不況に悪影響していると指摘されている。休日などに自動車を運転して買い物に出かけるという、一般的な消費行動が減少しているという。その点でも、自宅などに居ながらショッピングが行えるEコマースの優位性が強まっているようだ。
この観測を裏付けるように、楽天では曜日別に見ると日曜日の売上高が好調だという。
株式市場では楽天株が堅調に推移。7月22日に4万4250万円の安値を付けて以降切り返し、決算発表翌営業日の8月11日は値幅制限いっぱいまで買われるストップ高。その後も戻り基調が継続している。
楽天のほか、「ZOZOTOWN」のスタートトゥデイや、雑誌「LOOK!s」のほかEコマースが成長しているスタイライフなども足元の好調ぶりが注目されている。価格比較サイトのカカクコム、Eコマース向けシステムのEストアーなども、関連銘柄として関心が高まっているようだ。
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