MSのバルマーCEO:「ヤフーとの交渉は途切れている」

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:中村智恵子、福岡洋一2008年07月25日 10時56分

 ワシントン州レドモンド発--Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏は米国時間7月24日、再開しては途切れる米Yahooとの交渉が、現在は確実に「途切れた」状態にあると語った。

 同氏は両社が、最初は買収に関して、次に検索事業での提携に関して断続的に話し合ってきたことを明らかにした。

 「現在は協議していない。そういう状況だ」と、Ballmer氏は24日に開催されたMicrosoftの金融アナリスト会議で述べた。「両社間での話し合いは行われていない」(Ballmer氏)

 Yahooに関するBallmer氏の発言は、Microsoftがオンライン事業への(損失となっている)投資を継続する予定であることを説明した後に出てきたものだ。

 Ballmer氏は、Yahooと一緒になってもならなくても、Microsoftは最終的にライバルのGoogleに対抗できるだろうという、おなじみのフレーズを繰り返した。

 「適正な価格で適正な速度で交渉が進展するなら、良い作戦だった」と、同氏はYahooについて語った。「われわれにとってYahooは、常に戦術の問題であって、戦略に関わるものではなかった」

提供:Corinne Schulze/CNET Networks

 Ballmer氏は、検索事業に関してキャッチ=22的状況(ジレンマに満ちた状況)に直面していることを認めた。クエリ件数が減少すると広告主が集まりにくくなり、結果としてクエリ1件あたりの売り上げが減少する。そうなると、検索結果と広告の関連性も損なわれる。

 こうしたもどかしい状況に対して、他にも選択肢があると同氏は述べたが、会議の席上で内容を明らかにすることはなかった。

 またBallmer氏は、Yahooとの交渉再開の余地を残した。「今後もう誰も話し合わないということか?・・・私はそう思わない」

 続けて検索、ポータル、および広告プラットフォーム担当シニアバイスプレジデントを務めるSatya Nadella氏が、検索に関してMicrosoftはFacebookとの関係を拡大していくと語った。Microsoftは、同社のウェブ検索と検索連動広告をFacebookのサイトに統合して使用可能にするAPIを提供するという。

「秋には開始する予定だ」と、Nadella氏は語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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