金融庁がこのほどまとめた調査で、2007年度のインターネットバンキングによる被害状況が明らかになった。
調査によると、2007年度のインターネットバンキングによる不正引き出しの被害発生件数は231件で、前年度100件の約2.3倍となり大幅に増加。一方、平均被害額では82万円となり、2005年度の214万円、2006年度の109万円と減少傾向にあることがわかった。
また、このうち金融機関が補償した件数は88件。金融機関がすでに処理した被害のうち、85.4%が補償されたことになり、前年の73.1%から大幅に増加した。
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