Googleは米国時間7月8日、広告主が入札を希望する検索キーワードを選ぶ際に使用するツールに、重要な新機能を追加したことを明らかにした。その機能とは、その検索キーワードを使って実際に検索を実行したユーザーが何人ぐらいるのか、その概数がわかるというものだ。
「これからは、この『Keyword Tool』を使用して自分のキーワードリストに追加する関連キーワードを探す際、そのキーワードに一致する検索クエリーがGoogleとその検索ネットワーク上でどのくらい実行されたか、概数がわかるようになる」と、GoogleのAdWordsグループに所属するTrevor Claiborne氏は、8日に投稿したGoogleの公式ブログ「Inside Adwords」の記事で記している。
今回の動きはすぐれた取り組みと言えるだろう。広告主は定量分析を好むものだし、この新機能によって、より信頼性の高いデータをすぐに入手できるようになるからだ。
Googleは、売り上げと利益の大部分を、検索結果の周囲に表示されるテキスト広告の広告主から得ている。広告主がキーワードを入札すると、広告主が支払う用意のある金額と広告自体の品質を基にした方式に基づいて、広告が表示される。6月半ばからは、ユーザーが広告をクリックしたときのウェブページのロード時間も、品質評価に加えられている。広告主が広告料金を支払うのは、キーワードを検索したユーザーが実際に広告をクリックしたときだけだ。
詳細については、Googleが公開しているKeyword Tool全般についての説明を見てほしい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?