Googleは米国時間6月24日、「Ad Planner」というツールを発表した。広告主はこのツールを使うと、さまざまな人口統計学的属性から訴求対象を指定し、そうした属性のネットユーザーが訪問するウェブサイトを見つけることができる。
Googleの公式ブログ「Inside AdWords」には、「訴求対象のオーディエンスに関係する人口統計学情報とサイトを入力すれば、このツールが、そうしたオーディエンスの訪問しそうなサイト(Googleのコンテンツネットワークに含まれるサイトと外部サイトの両方)の情報を返す」と書かれている。
すでにうわさのあったAd Plannerは、特定のサイトを訪問するビジターの人数についても詳細に表示できる。このツールは、comScoreやNielsen Onlineなどが提供するサービスと競合する。
Ad Plannerはすでに稼働しているが、今のところは、Googleに申請して招待されたユーザーだけが利用できる。
Googleによると、Ad Plannerのデータは、スプレッドシート形式でエクスポートして分析を深めたり、Google傘下のDoubleClickが提供するツール「MediaVisor」にインポートして広告キャンペーンを管理することも可能だという。
Ad Plannerは、6月20日に一般公開された新ツール「Google Trends for Websites」よりも、広告主向けに特化したツールとなっている。Google Trends for Websitesでは、さまざまなウェブサイトについて、ユニークビジター数やアクセス元の地域、関連サイトとの比較といったトラフィック情報を入手できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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