英国でiPhoneを独占的に扱う通信事業者O2と、iPhone正規小売業者のCarphone Warehouseのホームページ上で、「iPhone 3G」のオンライン予約販売が開始された。
3G iPhoneは7月11日まで出荷されないものの、現地時間2日に、1人につき1台までの予約販売がサイト上で開始され、11日に配送される予定となっている。
O2は英国夏時2日午前8時より、Carphone Warehouseは午前11時より、それぞれ予約専用ページを立ち上げた。しかしながら、両サイトともに、iPhone 3Gを購入しようとしても、品切れであることを示す誤った情報が掲載される不具合が報告されており、通常よりも、かなりサイトが重くなっている。
Carphone Warehouseの広報担当は、すべてのiPhone 3Gが売り切れてしまったと誤って伝えられる「問題」が、同ホームページに関して報告されていると述べた。しかし同氏は、Carphone WarehouseのiPhone 3Gは、まだ品切れになったりはしていないと述べている。Carphone Warehouseのウェブサイトは、オンライン予約販売が開始されてから、トラフィックが46%増加したと付け加えた。
一方、O2のサイトでは現在、iPhone 3Gが品切れであるとのメッセージが表示されている。とはいえ、O2の広報担当は、8Gバイトモデルは、まだ購入可能であると思うと述べた。同氏は「現在もウェブサイトは稼働しているものの、少し遅くなっている」と、説明を加えた。
O2のウェブサイトには、購入希望者向けに「注文は先着順で処理されるようになっています。もし在庫が足りなかったり、さらなる注文時のセキュリティ認証が必要となったりするならば、注文処理が遅れる可能性があります。特定の遠隔地への配送には、通常よりも日数を要する場合があります」と記されている。
広報担当は、O2がオンラインストアと店頭販売の間で「大まかに在庫を半分に分割した」ことを明らかにした。iPhone 3Gには「かつてない需要」があると、同氏は説明している。
なお、予想を上回る予約が殺到したため、現在O2は、予約販売を中止したと伝えられている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果