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ドコモの参入発表でさらに注目を集める「ケータイ+位置情報」の連動サービス - (page 2)

原田和英(アルカーナ)2008年07月10日 12時04分
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 これらの前例に対して、今回注目すべき点は、このようなサービスを「キャリアが提供する」という点だろう。この動きも含め、今後は行動支援型のサービスを展開するということで、このような位置情報配信の新しいプラットフォームは興味深い。

 以下では5月末から7月における位置情報関連サービスの動きをざっと紹介していこう

 NTT関連では、NTTレゾナントとNTTコミュニケーションズが「いつ、どこへ行ったか」という位置情報をコメント付きで記録できるサービス「キセキ」を5月末に開始した。

 またアイソフィアは6月に「あいぽ」という位置情報を活用したモバイル口コミサイトを開始。自分がいるエリアに関する口コミを投稿しポイントを溜める。

 また、既存のサービスに位置情報を付加する動きも増えている。たとえば携帯電話SNSの代表的サイトである「モバゲータウン」も、位置連動の広告サービスを始めた。「シリウステクノロジーズ」のAdLocalというシステムを利用。これを使えば、特定の場所に沿った広告配信が可能となる。地元密着型の企業で、若年層にリーチしたい企業などにとっては便利ではないだろうか(塾、飲食店など)。

 また、ユビークリンクのプレスリリース」よると、同社が提供する携帯電話ナビゲーションサービス「全力案内!」上で「位置連絡サービス」を開始。「待ち合わせ場所にこない友人がどこにいるか知る」という「今どこ機能」などのユニークなサービスが利用できる。

 飲食店などのクリッピングサービス「Alike.jp」では、位置情報を用いた新検索機能が追加。今いる場所から近くの店舗を検索できるようになった。ユーザー自身が行ったことのない店舗だけを検索できるという絞り込みは気が利いている。また、自分と嗜好が似た人が勧める店舗の検索もできるそうだ。

 インクリメントPは、地図の検索サービス「iMapFan」にGPSを利用した周辺スポット検索を開始。周辺にある店やコンビニなどが検索可能になっている。

 また多くのサービスで活用されるGoogleマップでも新しい動きがあった。公式ブログによると、ドコモの携帯電話906i、706iにGoogleマップをプリインストール。GPS機能を用い、現地情報を取得することができる。

 このように、携帯電話サービスの中でも位置情報関連サービスは、怒濤のように登場してきている。携帯電話が持つ「位置情報」という強みはPCや家庭用ゲーム機にはない強みだろう。また、サードパーティにとっても、このような位置情報を簡単に利用するためのプラットフォームは今後普及する可能性もある。

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